久しぶりに会いに

もっくん

2011年04月17日 01:43

久しぶりに、Tさん(野球の先輩)に会いに行って来ました。


(携帯にて撮影)

Tさんとは、12年前に豊田の早朝野球のチームで知り合い、

その後、Tさんが作った豊田の野球チームにスカウトを受け入部。

僕はその後、仕事の都合上、豊田の早朝野球を辞め(9年前)、

お昼の野球に専念していると、Tさんが、もう一つ所属している

安城市の早朝野球に、「来い」、と言われ、喜んで入部させて頂きました。


Tさんは体が大きく、豊田のA級で4番を打っていただけあり、

とにかく器用で、「さすが」、と思わされる場面も何度か。


仕事はと言うと、酒屋を経営されていたので、僕は仕事帰りに

お店に寄っては、閉店まで終始野球の話を。



2006年、4月2日、日曜日。

小雨の中、早朝野球でいつも通り集まると、雨天中止との事。

しかしせっかく集まったのだからと、Tさんと僕は駐車場で

軽くキャッチボール。

そして、集まったメンバーと一緒にグランドで、フリーバッティング。


それから二日後の、4月4日。

会社で昼食を済ませ、車の中で休憩をしようと車へ戻ると、

携帯が点滅。

着信多数(早朝の監督、豊田のチームの先輩(現豊田チーム監督TYさん)。

とりあえず、早朝の監督に℡。


も    「お疲れ様です、どうされました!?」

監督   「Tが、今朝、亡くなった」

も    「はぁ!? 何がです!?」

監督   「今朝、亡くなった」


僕は訳も分からず電話を切り、TYさんへ℡。


も    「なんか、Tさんが亡くなったと聞いたのですが」

TYさん 「おう、朝、会いに行って来た。

      心筋梗塞だってよ」

僕は自分を騙し、押し殺していたものが一気に表に出て来てしまい、

TYさんと会話が出来なくなり、切る事に。


お昼休憩も時間が無くなり、平静を装い職場へ戻ると、

後輩が、「もときさん、どうされました!?」と。

「何でもないよ」とは言ったものの、限界。

もう仕事が出来る状況ではないと思い、上司に、


も   「すみません、先輩が亡くなったと知らされ

     もう今日はすみませんが、仕事が出来ないので

     帰らせて下さい」 


上司  「わかったよ」


そして直ぐにTさんの所へ。

大きな体で、静かに寝ていました。


今の僕と同じ年、37歳、志半ばだったと思います。

しかし、Tさんは毎日全力投球だったと思います。


Tさんに言われたこと、今でも忘れません。


Tさん  「俺より野球好きはこの世に居ないと思ってたけど、

      お前には敵わんわ」


そう言わせた、僕の物事に対しての行動。


僕はこれからも、柔軟性を持ちつつも、自分自身を貫き通し、

墓前に誓いをして来ました。


これからも、思いっきり楽しむぞ~!




あなたにおススメの記事